最近、鏡を見たときに、
「あれ、こんな感じだったっけ」
って思う瞬間、ありませんか。
大きな肌トラブルが出ているわけじゃない。
でも、髭剃りのあとが前より少しヒリついたり、
なんとなく顔の印象が冴えなかったり。
気にしすぎと言われたら、それもたぶんそうなんです。
ただ、自分の中では、前と少し違う感じが残るんですよね。
スキンケアという言葉自体は、前から知っていると思います。
でも、いざ自分のこととして考え始めると、
「で、結局何をすればいいんだろう」
ここで一度手が止まる。
この感覚、けっこう自然な流れだと思います。
調べれば情報はいくらでも出てきますし、
むしろ多すぎて、自分に当てはまるものが見えにくい。
実は仕事の関係で、これまで化粧品や肌の話に触れる場面がそれなりにありました。
それでも、いざ自分が40代になって肌の変化を感じ始めたときは、「で、自分の場合はどう見ればいいんだろう」と一度手が止まったんですよね。
知識として知っていることと、実際に自分の肌で起きていることは、思っていたより別物でした。
なので、このページでは、いきなり何かを決めたりはしません。
ヒリヒリ。
つっぱり。
ベタつき。
まずはこのあたりを手がかりに、
いま自分の肌で何が起きていそうか、少しだけ一緒に整理してみましょう。
読み終わるころに、
「たぶん、自分が引っかかってたのはここか」
そんなふうに思えていたら、ここから先はだいぶ動きやすくなるはずです。
40代になって、スキンケアが気になり始めた
大きなトラブルが起きたわけではない。
でも、なんとなく前と違う。
ここから始まっている人が多いのではないでしょうか。
はっきりした悩みというより、
小さな違和感が少しずつ重なってきた。
まずは、その感覚をそのまま見てみたいと思います。
朝のヒリヒリが、前より少し残る
朝、いつものように髭を剃る。
流して、タオルで押さえたときに、
「あれ、ちょっと残ってるな」
前から多少のヒリつきはあった。
でも、前はもう少し早く引いていた気がする。
洗顔のあとも似ています。
つっぱるほどではない。
でも、落ち着くまでに少し時間がかかる。
ほんの少しの違い。
でも、その“ほんの少し”が続くと、
さすがに気になってくる。
同じような感覚、ありませんか。
なんとなく、顔の印象が違う気がする
ヒリヒリよりも、
「なんか冴えないな」
こちらのほうが引っかかる人もいると思います。
朝の洗面台。
会社のトイレの鏡。
写真に写った自分の顔。
清潔にはしている。
身だしなみも整えている。
それでも、どこか元気がない。
自分で見るからこそ分かる、あの違和感。
うまく説明できないけれど、
前とは少し違う。
そこがスタートかもしれません。
小さい変化は、すぐには問題にならない
ヒリヒリも、つっぱりも、印象の変化も。
一つだけなら流せる。
忙しい毎日の中では、
そのままにしてしまうことも多いと思います。
でも、それが何度か重なると、
「これ、たまたまじゃないかも」
と考え始める。
急に不安になるわけではない。
ただ、今まで気にならなかったものが、
少しだけ引っかかるようになる。
今は、たぶんその段階です。
スキンケアという言葉が、少しだけ自分の話になる
ここまでくると、
「少し調べてみようかな」
そんな気持ちが出てくるかもしれません。
ただ、いざ見てみると、
思っていたより情報が多い。
何が自分に当てはまるのか、
すぐには決めきれない。
ここで一度立ち止まる人も多いと思います。
次は、そのあたりを少しだけ一緒に見てみましょう。
気になり始めても、前に進みにくいのはなぜか
少しスキンケアが気になって、
スマホでいくつか見てみる。
でも、思ったよりすぐには決まらない。
「やってみよう」と思ったはずなのに、
なぜかそこで止まってしまう。
ここが、いちばん引っかかりやすいところかもしれません。
自分の肌が、どこに当てはまるのか分からない
乾燥肌なのか。
脂っぽいのか。
混ざっているのか。
朝はつっぱる。
でも昼には少しテカる。
どれにも当てはまりそうで、
どれにもぴったり当てはまらない。
「自分はどれなんだろう」
そう考え始めた時点で、少し難しくなる。
無理にどこかに入れようとすると、
なんとなく違う気がする。
だから決めきれない。
ここで止まるのは、珍しいことではありません。
やり方が多くて、どれを選べばいいか分からない
化粧水は必要なのか。
乳液もいるのか。
朝と夜で変えるのか。
読めば読むほど、「ちゃんとやらないといけない」気がしてくる。
せっかく始めるなら、失敗したくない。
でも、全部を一度に理解しようとすると、急に重くなる。
本当は少し整えたいだけなのに、
いつの間にか“完璧にやる”前提になっている。
そうなると、手が止まりやすい。
思い当たること、ありませんか。
何を基準に判断すればいいのか分からない
前に試したことがある。
でも、続かなかった。
ベタついた。
ヒリヒリした。
ただ、その理由までは整理できていない。
量が多かったのか。
タイミングが悪かったのか。
その日の肌の状態だったのか。
「合わなかった」という感覚だけが残る。
基準がないまま選ぼうとすると、
また同じことになる気がする。
だから慎重になる。
慎重になると、動きにくくなる。
これも自然な流れです。
迷うのは、知識が足りないからではない
ここまで読んで、
「やっぱり自分は詳しくないからか」
と思う必要はありません。
足りないのは知識というより、
自分の反応の整理かもしれません。
ヒリヒリはいつ起きるのか。
つっぱりはどのタイミングか。
ベタつきは直後なのか時間が経ってからなのか。
ここがはっきりすると、
選び方はずいぶん変わります。
次は、その整理の仕方を見ていきましょう。
何を基準に、自分の肌を見ればいいのか
ここまで読んで、
「結局、自分はどう見ればいいんだろう」
そんなところに来ているかもしれません。
いきなり何かを変える前に、
まずは基準があると楽になります。
難しいことではありません。
ヒリヒリ、つっぱり、ベタつき。
この3つを、少しだけ分けてみる。
それだけで十分です。
ヒリヒリは「いつ起きているか」
ヒリヒリすると言っても、
毎回同じとは限らないですよね。
剃った直後なのか。
少し時間が経ってからなのか。
乾燥している日だけ強いのか。
それとも、ほぼ毎朝なのか。
「ヒリヒリする」とまとめてしまうと曖昧ですが、
タイミングを思い浮かべると、少し具体的になります。
ああ、あの瞬間だな。
そう思えるだけでも、
ぼんやりしていた感覚が少し落ち着きます。
つっぱりは「どの場面で出ているか」
洗顔のあとだけか。
冬の朝だけか。
顔を動かしたときに感じるのか、
乾いた空気の中で強くなるのか。
強い痛みではないぶん、
なんとなく流してしまいがちです。
でも、
「そういえば、あの場面だな」
と思い浮かぶことがあるはずです。
そこが見えてくると、
ただの不調ではなくなります。
ベタつきは「直後か、時間後か」
「ベタベタするのは苦手」
この感覚も大事です。
でも、塗った直後の重さなのか。
時間が経ってからのテカリなのか。
ここは少し違う話かもしれません。
前に使ったときのことを思い出すと、
「ああ、あの感じが嫌だった」と浮かぶことがあります。
それだけでも十分です。
“合わなかった”が、少しだけ具体的になります。
「なんとなく」の中身が、少し見えてくる
ヒリヒリはいつか。
つっぱりはどの場面か。
ベタつきはどのタイミングか。
こうして分けてみると、
今までひとまとめにしていた違和感が、
少しずつほどけてきます。
まだ答えは出ていません。
でも、
何が気になっていたのか。
どこが引っかかっていたのか。
そこが見えてくるだけで、
気持ちはずいぶん違います。
大きな変化ではありません。
ただ、ぼやけていたものに、
少し線が引かれる。
そのくらいで十分です。
次は、その中でいちばん気になっているところから、
順番に見ていきましょう。
その違和感、ちゃんと理由があります
ここまで読んでくれているなら、
どれか一つは心当たりがあるかもしれません。
ヒリヒリ。
つっぱり。
ベタつき。
どれも大きなトラブルではない。
でも、ふとした瞬間に、
「前はこんな感じじゃなかったな」
と引っかかる。
あの小さな違和感には、ちゃんと理由があります。
難しい話ではありません。
普段の生活の延長で考えられることです。
髭剃りのヒリヒリは、“肌も一緒に削っている”から
毎朝の髭剃り。
もう習慣になっていますよね。
ただ、ここで一つだけ知っておきたいことがあります。
髭剃りは、どうしても刃物です。
髭だけをきれいに切っているようで、
実は肌の表面にもほんの少し触れています。
若い頃は、それでも戻りが早かった。
夜になれば、もう気にならない。
でも今は、
午前中くらいまで、なんとなく残る日がある。
この感じ、思い当たることはないでしょうか。
これ、急に肌が弱くなったというより、
小さい擦り傷の治りが、
昔より少しゆっくりになった。
それに近い変化です。
同じように剃っているのに、
戻り方だけが少し変わった。
だからヒリヒリが残る。
そう聞くと、少し納得しやすいかもしれません。
自分が悪いわけではありません。
冬のつっぱりは、“守る膜”が少し薄くなっている
若い頃は、冬でもそこまで気にならなかった。
でも最近、洗顔のあとに
「あ、ちょっと引きつるな」
と感じる日が出てきた。
この変化にも、ちゃんと理由があります。
肌の表面は、皮脂という薄い膜で守られています。
例えるなら、
うっすら塗られている保護フィルムのようなものです。
40代になると、この膜の材料が少しずつ減ってきます。
大きく減るわけではありません。
ほんの少し。
ただ、冬の乾いた空気の中では、
この“ほんの少し”が差になります。
昔は守りきれていた。
今は、乾きやすい日がある。
だから冬だけつっぱる。
そう考えると、必要以上に心配しなくても大丈夫そうですよね。
ベタつきが嫌だったのは、“使い方”かもしれない
「ベタベタするのが苦手でやめた」
たぶん、この感覚は覚えがあるかもしれません。
ただ、少しだけ思い返してみてほしいんです。
嫌だったのは、
塗った直後、手のひらが顔にペタッと吸いつく感じだったのか。
それとも、時間が経ってから
顔がテカテカしてきた感じだったのか。
ここ、実はけっこう違います。
塗った直後のペタペタなら、
単純に量が多かっただけ、ということもあります。
一方で、時間が経ってからのテカリなら、
もともとの皮脂とのバランスかもしれない。
「合わなかった」と感じたものも、
中身を分けてみると、見え方が少し変わります。
面倒で続かなかったのは、無理をしていたから
正直なところ、
続かなかった、という経験がある人も多いと思います。
仕事から帰ってきて、
「今日はいいか」と思う日。
ありますよね。
これは、意志が弱いからではありません。
単純に、最初のハードルが高すぎただけ。
洗顔を見直して、
化粧水を選んで、
順番も調べて。
それを一気にやろうとすると、
誰でもしんどくなります。
でも、
ヒリヒリが気になるなら、
まずはそこだけ。
つっぱりが嫌なら、
まずはそこだけ。
全部じゃなくていい。
一つに絞るだけでも、前には進みます。
「ちょっと嫌だな」は、無視しなくて大丈夫
ヒリヒリも、つっぱりも、ベタつきも。
大きなトラブルではありません。
強い不安があるわけでもない。
でも、
「なんか気になる」
この感覚には、ちゃんと意味があります。
前と同じではなくなってきた、という小さなサイン。
無理に気にしすぎる必要はありません。
ただ、少しだけ目を向けてあげる。
それだけで、これからの整え方は変わってきます。
次は、その整え方をどう考えていくか、
ここを一度整理していきましょう。
この段階では、まだ“正解”を決めなくて大丈夫
ここまで読んできて、
もしかすると、どこかで
「そろそろ何か変えたほうがいいのかな」
そんな気持ちが少し出てきているかもしれません。
でも、ここで無理に正解を決めなくても大丈夫です。
いきなり全部整えようとすると、
だいたい途中でしんどくなります。
まずは、
自分の肌が、どんなときに違和感を出しているのか。
そこが少し見えてきただけでも、
実はもう、ちゃんと前に進んでいます。
途中で変えても、それは失敗ではありません
スキンケアって、
一度決めたら続けないといけない。
なんとなく、そんな空気がありますよね。
でも、そこまで構えなくて大丈夫です。
使ってみて、
「あれ、ちょっと違うかも」
そう感じること、普通にあります。
むしろ、その感覚が出てきたら順調なくらいです。
ヒリヒリは前より残らないか。
つっぱりは出にくいか。
あのペタペタ感は気にならないか。
こういうのは、
頭で考えているだけだと、なかなか見えてきません。
少し試して、少し様子を見る。
その繰り返しの中で、
「あ、自分はこういうのが苦手なんだな」
という輪郭が、だんだんはっきりしてきます。
遠回りに見えて、ここがいちばん近道だったりします。
大事なのは、“自分の反応”がつかめてきたかどうか
ここまでの話で、いちばん大切にしたいのはここです。
スキンケアは、
誰かの正解をそのまま当てはめるより、
自分の肌がどう反応しているか。
ここが見えてくるだけで、
この先の迷い方がかなり変わってきます。
たとえば、
- 髭剃りのあと、ヒリヒリがどれくらい残るか
- 冬の朝だけつっぱるのか
- 塗った直後のペタペタが気になったのか
このあたりが、
なんとなくでも言葉にできそうになってきた。
もしそう感じているなら、
かなりいいところまで来ています。
完璧じゃなくて大丈夫です。
「前より、少し分かる」
まずは、それで十分です。
次の一歩は、ひとつだけで大丈夫
ここまで読み進めている時点で、
もう最初の一歩は踏み出せています。
だからこそ、次は欲張らなくて大丈夫です。
ヒリヒリなのか。
つっぱりなのか。
ベタつきなのか。
いちばん気になっているところを、ひとつだけ。
そこから、少しだけ整えてみる。
その進め方が、いちばん続きやすいと思います。
ここから先は、
それぞれの違和感ごとに、もう少し具体的に整理しています。
気になるところから、ゆっくり見ていければ十分です。
